布工芸作家安達七佳さんの作品展示(6月1日~6月30日)
あかつき屋では、6月1日からファイバーアーティスト(布工芸作家)安達七佳さん(東京在住)のシルク作品「Cycle of transience」の展示を行っています。
作品は水色や白を基調とした軽やかな舞台衣装で、町家(町屋)空間に涼感を醸し出しています。
(安達さんのシルクを素材にした作品)
あかつき屋では、玄関に隣接する上がりの間をギャラリースペースとして活用しており、これまで季節に応じた飾りつけを行ってきました。
今回初めて国内外で活動する若手アーティストの作品の展示を実施しました。
安達さんは2012年にスウェーデンの国立ヨーテボリ大学芸術学部工芸科テキスタイルアート専攻を卒業され、布と糸の魅力を伝える作品制作に当たっておられます。
今回あかつき屋で展示して頂いた作品は、以前に「時間」をテーマにした展覧会に出品するため制作されたもので、舞台衣装2点です。スウェーデンの夜に着想を得たパターンとポートレートがモチーフになっています。刺繍として平家物語の一部が引用されています。
シルクのもつ質感と色合いは、軽やかで淡く、室内に涼しげな雰囲気を与えています。
この作品展示についての詳細は、こちらをご覧下さい。