あかつき屋で加賀繍(ぬい)の作品展示
あかつき屋のギャラリースペースで金沢の伝統工芸・加賀繍の作品を展示しています。優美で繊細な図柄は、この町家の和の雰囲気と絶妙に調和しており、訪れた人の目を引いています。
加賀繍は、室町時代初期に京都から加賀地方へ仏教の布教とともに伝えられたとされています。色鮮やかな絹糸や金糸、銀糸、うるし糸などが材料として使われます。
今回あかつき屋に作品を展示して下さったのは、喜多雅美さん(金沢市)で、加賀繍の老舗工房「加賀繍IMAI」に所属されています。
展示されているのは、四季のパネルや干支を題材にした額、スマホ入れなどの20点。華やかさと気品をも漂わせ、精緻な仕上がりは、喜多さんの心を込めた、根気の良い仕事ぶりを感じさせるものです。
国登録有形文化財のこの町家の価値をも高めてくれるようで、私たちは、それらの作品を披露させて頂き、大きな喜びを感じています。詳しくは、こちら。